勉強法の選択

これから通関士試験の勉強を始めようと考えている方にとっては、「どういった勉強法が自分に一番合っているか」という点が最も悩むところなのではないでしょうか。
勉強の進捗具合に影響を及ぼす問題ですので、一度じっくりと考えてみることにしましょう。

勉強法その1 独学

掛かる費用が教材費のみのため最も安上がりであるということと、時間の制約を受けず自分のペースで学習を進められることが最大のメリットです。
市販の参考書・問題集等を購入し、自分で勉強している受験者の方は決して少なくありません。(ちなみに鬼通関も独学でした。)
反面、勉強する・しないは自分の意志次第となり、「絶えず学習を継続させる」という強いモチベーションを維持しなければならず、わからないところが出てきた場合も自分一人で解決しなければならないという点がデメリットとなります。
完璧に自制が効く人などそうそういるものではありません。
いくら勉強しようと意気込んでいても、目に見える範囲にテレビやゲームなどの娯楽物があるとつい誘惑に負けてしまいがちになるのが人間の常です。
そこで、図書館、公民館、レンタル自習室など、「勉強以外にすることがない場所」を積極的に利用することが最も効果的な方法となります。
これにより「勉強するクセ」さえ身に付けば占めたもの。
以降の勉強の効率を飛躍的に上昇させることも不可能ではありません。
又、近年では通関士試験の勉強内容についての情報がネット上に多数掲載されていますので、わからないことが出てきた場合は検索をすれば解決することが度々あります。

勉強法その2 通学講座

高額な授業料の投資により簡単に講義を休むわけにはいかず、「今日は通関士講座の日だ」と意識することでモチベーションが上がります。
自分でテキストを読んで理解しようとするよりは、講師の板書を見ながら解説を聞く方が格段に頭に入ってくるスピードが早くなるのは確かです。
疑問点を質問してその場で解決することもできますし、何よりも周囲に同じ目標を持った同志がいるということが刺激になります。
一人孤独に勉強するのが苦手な方、追い込まれないとなかなか勉強をしない方にとってはうってつけの勉強法と言って良いでしょう。
ただし先述のように費用が高額である点、又、ある程度時間の制約を受けてしまう点は考慮に入れなければなりません。
通学講座の種類はスクールによって様々で、社会人の方には有難い教育訓練給付金の対象となる講座もあります。
無料で資料を配布しているところがほとんどなので、是非これを取り寄せて比較・検討してみましょう。
又、通学講座を選択する方は必ず周囲の受講生の方とコミュニケーションを取るようにして下さい。
(これが通学講座の最たるメリットです。)
通関士試験の勉強方法、出題傾向、法改正についてなど、様々な情報交換をはじめとし、果てには分からない箇所についてお互いに教え合うなどという相乗効果も期待できるかもしれません。
さらに知り合った人との連絡は、試験日までではなく試験後も継続するようにしましょう。
合格した場合は、その後の就職活動などについての情報源となってくれます。
不合格だった場合でも、翌年の勉強の進め方や合格のためのコツなどについての助言を求めることができます。
折角人との繋がりができるわけですから、それを大切にすることに努めたいものです。
結果、自身が大いに助けられることになるかもしれません。

勉強法その3 通信講座

参考書・問題集を自分で学習していく必要があり、基本的に独学と大差はありません。
ただ大きく違うのは、「質問ができる」「添削をしてもらえる」ということ。
困った時、躓いてしまった時に第三者から提供されるフォローは、自分一人で勉強を完結させなければならない独学には無いものです。
ただし、しっかり勉強を進めない限りは質問・添削自体が発生しません。
勉強を継続するという強い意志が必要不可欠とされる点では、独学と同様になります。
尚、近年ではDVDやダウンロードにより講座を視聴することができ、通学講座と遜色ない効果を得られるタイプの通信講座もあります。
書籍のみの通信講座と比べるとかなりの高額になりますが、通学講座と比べると割安になっており、通学講座と通信講座の丁度中間に位置する勉強法と言って良いでしょう。
時間の制約を受けないため、忙しくて通学している時間がなく、かつ自発的に学習するのが苦手だという方にはピッタリの学習法かもしれません。
通信講座にも教育訓練給付金の対象となる講座など様々な種類のものがありますので、資料を取り寄せて比較・検討すると良いでしょう。

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