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独学!参考書・問題集

市販されている通関士試験対策の参考書(テキスト)・問題集を使用しての学習でも、合格は十分に狙えます。
ただし残念ながら、近年の難化傾向に完璧に対応した参考書(テキスト)・問題集は、現時点では存在しないように感じられます。
以下、それぞれについて鬼通関独自の論評を交えながら紹介していきたいと思います。
(あくまでもこの論評は鬼通関の主観に基づくものですので、一意見として参照して下さい。又、鬼通関執筆の参考書・問題集・解説集も好評発売中です!)

1.参考書(テキスト)

■通関士完全攻略ガイド ヒューマンアカデミー著 2014年度版
現時点では最も良くできている参考書だと思います。
「理解のポイント」と題された補足説明が随所に出現するとても理解しやすい参考書ですが、近年の難化傾向を受けてか、芋づる式に関連する細かい法令の条文をそのまま丸々掲載する箇所が増え過ぎたようにも感じられます。

■通関士試験合格ハンドブック 片山立志著 2014年度版
通関士受験指導の先駆者・片山立志氏執筆の一冊であり、鬼通関を合格させた参考書でもあります。
初心者の方でも十分に理解できるように重要な点を確実に押さえるよう配慮された参考書ですが、詳細に解説がなされている箇所とそうでない箇所の差が目についてしまうことがあります。

■通関士試験 パーフェクトテキスト 東京リーガルマインド著2014年度版
大局的な見地に立ち、押さえなければならないポイントのみを抽出した非常にわかりやすい参考書です。
理解することを第一義に掲げるなら、この参考書が最も適しているかもしれません。
ただし近年の難化傾向を考慮するなら、この参考書を購入する場合は、問題集の方は突っ込んだ内容のものを選ぶ方が良いと思います。

■通関士試験の指針 日本関税協会編2014年度版
近年はかなり砕けた表現が使用され、わかりやすい内容になってきました。
ただ、法令の条文についてのアナウンスを行い、それについて理解を求めるという基本スタンスは依然変わっていないように感じられます。
法律の条文をベースに話が進められていくわけですから、現在通関業務に従事されている方にとっては、最も頭に入ってきやすい参考書なのかもしれません。

■通関士試験得点源の解説 寺尾秀雄著 2014年度版
■通関士スピードテキスト TAC通関士講座著 2014年度版
上記2冊については、法律の条文を読むこととあまり変わらず、内容全体において箇条書きの連続という感が否めません。
初心者が理解するにはかなりハードであると思います。
ある程度通関士試験の内容を理解している上級者向けと言って良いでしょう。

2.問題集

■通関士試験問題・解説集 日本関税協会編2014年度版
直近過去3年分の本試験問題と、過去15年分の問題を網羅したものがテーマごとに収録されており、市販されている問題集の中ではその収録数が群を抜いています。
解説は、全ての選択肢に対して根拠となる条文が丸々掲載されています。
従って決して分かりやすいとは言えないのですが、「なぜその答えになるのか」という点を追求するきっかけにはなります。
初心者の方には取っ付きにくいかもしれませんが、ハマりさえすれば最も力を発揮する問題集だと思います。

■通関士試験 実戦オリジナル問題集 東京リーガルマインド著2014年度版
本試験形式の問題が2回分収録された問題集です。
収録問題数こそ少なめですが、解説がかなり詳細に記述されていますので、きっちりやり切ればかなりの学力アップが期待できます。

■どこでもできる通関士選択式徹底対策 片山立志著2014年度版
語群選択式に特化した問題集です。
解説は至って淡泊ですが、何しろ収録されているのが語群選択式ばかりなので、これを強化したい人にはもってこいの問題集である点、ポケットサイズなので通勤・通学時間や昼食時間などのスキマ時間を存分に活用できる点が特徴として挙げられます。

■通関士過去問題集 ヒューマンアカデミー著 2014年度版
■通関士試験テーマ別問題集 片山立志著 2014年度版
■通関士過去問スピードマスター TAC通関士講座著 2014年度版
共通するのは、各学習内容に対応する問題が一問ずつ掲載され、それに対しての最低限の解説が記述されているという点です。
突っ込んだ学習には向いていないという印象ですが、学習した内容の総点検、整理という面では有用な問題集と言えると思います。

■通関士試験ゼロからの申告書 日本関税協会編2014年度版
輸出入申告書のみを取り上げた問題集。
申告書類作成問題におけるルール(法則)について段階を経て解説されますので、訳が分からず手を付けられないという方にとっては重宝する問題集です。
そこまで困っていないという方は過去問題で十分であり、この問題集を別途購入する必要はないと考えます。

■「通関実務」集中対策問題集 ヒューマンアカデミー著
輸出入申告書の例題が8割を占めます。
過去問題だけでは物足りないという方には有用な問題集です。
残り2割は課税価格の算入要素と品目分類に関する記述になっていますが、課税価格の算入要素については基本通達をそのまま掲載しただけ、品目分類については一覧表を掲載しただけ、といった感が拭えません。

■TOKOTON計算問題 日本関税協会編2014年度版
課税価格、修正申告、更正の請求、延滞税、加算税などの計算問題を収録した問題集ですが、過去問題を解くなら別途購入する必要は全くないと考えます。

■TOKOTON関税評価 日本関税協会編2014年度版
基本通達の条文の穴埋めの問題を多数掲載するなど、およそ試験対策とはかけ離れた内容となっています。
試験とは関係ないところで関税評価を極めたい方向けの本です。

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