通関士の給料(年収)

1.通関士の給料ってどれくらい?

まず認識して頂きたいのが、通関士の給料は他の業界と同様、就職する会社によって変わるということです。
通関業者では月額¥5,000~¥20,000の「通関士手当」が上乗せ支給されることが通例ですが、これを含めた上で自分の年収がいくらになるのか、ここを考慮する必要があります。
一般的には30才前後の方で年収300~550万の間、といったところでしょうか。
(会社によってこれぐらいの開きはあります。)
これを多いと捉えるか少ないと捉えるかは個人の判断に委ねられますが、これはあくまでもスタート時点の年収であることも忘れないようにしましょう。
昇進による年収増、スキルを身に着けた後の転職による年収増、又、実力主義の完全年棒制を敷いている会社もありますので、自分の努力次第で更に年収を増やせる可能性もある、ということになります。

2.独立が難しい通関士

通関士は独立開業が非常に難しい士業です。
先に述べた通り、通関業は税関長の許可制により開業が可能となるのですが、その許可にあたって以下の点を満たしているかどうかが審査されるからです。

通関業の経営の基礎が確実であること
十分な人的構成と社会的信用を有すること
通関業を開始する地域の通関業務の需要と通関業者の数が妥当なものであること

これらの規定は、十分な資本を持ち、必要な人員と顧客を確保できていなければ、許可を受けることが難しいことを示唆しています。
「独立して年収数千万!」などと考えている人にとっては、大変厳しい道のりとなるでしょう。
ただし、新しい通関業者が全く誕生していないわけではありません。
鬼通関の身のまわりにも近年開業した歴史の浅い通関業者が何社かありますので、独立開業が絶対的に不可能なわけではないのです。

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